ダニー・ボイルが『Bond 25』の監督に 007シリーズで12人目の就任

Deadline(2018年5月24日付)などのメディアは、プロデューサーやスタジオ・トップらの声明を伝える形で、007シリーズ第25弾となる『Bond 25』の監督をダニー・ボイルが務めると報じました。

イギリス生まれのダニー・ボイルは007シリーズの監督として12人目の就任。過去の監督はほとんどが40歳代か50歳代で007シリーズに参加しており、現在61歳のボイルは最年長でのシリーズ初登場となります。また、12人の監督はいずれもイギリス人か英連邦・欧州の出身。ハリウッド資本で製作される映画でありながらも、アメリカ出身者を監督に起用しない伝統は、本作でも続くことになります。

『トレインスポッティング』(1996)、『ザ・ビーチ』(2000)、『28日後… 』(2002)などの監督で知られるダニー・ボイルは、『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)でアカデミー監督賞を受賞。オスカー取得者の007シリーズ起用は、前任サム・メンデスに続き2人目です。

ボイルは2012年に開催されたロンドン・オリンピック開会式の演出を担当。会場で流された事前収録の映像には、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役で、エリザベス女王が本人役で登場。『007/私を愛したスパイ』のオープニングを思い起こさせる演出もあり、世界を沸かせました。ボイルはこの頃から温めていた「素晴らしいアイディア」を発展させて『Bond 25』のストーリーを構築。これがプロデューサーの評価を受け、本作での起用に結びついたようです。

『Bond 25』は2018年12月3日にクランクイン。英国公開が2019年10月25日、アメリカが11月8日の予定です。

『Bond 25』監督はダニー・ボイルに決定 配給会社はMGMとユニバーサルで2019年10月25日英国公開へ

Deadline(2018年5月24日付)によると、映画007シリーズ次回作『Bond 25』の監督がダニー・ボイルに決定しました。

脚本は、ボイルのアイディアに基づき、ジョン・ホッジが担当。当初の発表通り、主人公ジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグが演じます。

配給会社は北米がMGM。ただし実際の業務は同社と提携を結んだアンナプルナ・ピクチャーズに委託します。海外市場はダニエル・クレイグの過去4作品はソニー・ピクチャーズが北米も含めて配給し本作でも契約の更新を希望していましたが、ユニバーサル・ピクチャーズに決定。

ユニバーサルが007映画の配給を手がけるのはこれが初となります。なお、『Bond 25』以降の配給契約については不明です。また、ユニバーサルはフォックスに代わり、ホーム・エンターテイメントも担当する模様です。デジタル配信とワールドワイドの放映権はMGMが握るようです。

今後のスケジュールは、2018年12月3日に主要撮影開始。撮影所はイギリスのパインウッド・スタジオ。英国公開日は2019年10月25日、北米が11月8日となっています。


5/25追記
映画007シリーズ公式サイトも5月25日、先にDeadlineが報じていた情報(ダニー・ボイルの監督就任、ジョン・ホッジ脚本、MGMとユニバーサル配給、2019年10月25日英国公開等)を正式発表しました。

MI6のテレビCMが英国で初放送に

BBC(2018年5月24日付)によると、イギリスの対外諜報機関MI6のテレビCMが、現地時間5月24日夜から史上初放送されます。

内容はリクルートCM。国民がもっているMI6=ジェームズ・ボンドのイメージを利用しつつも、女性やアフリカ系、アジア系などマイノリティを主なターゲットとし、MI6がより現実的な存在であることをアピールするようです。

これを皮切りに、今後は様々な種類のCMがテレビだけでなくネットにも流れる模様です。

MI6のCM動画(Guardian News)
https://www.youtube.com/watch?v=hLixF-9Y15g

MGM 解任された前CEOが買収の計画

Reuters(2018年5月21日付)によると、MGMで会長兼CEOを務めていたゲイリー・バーバー氏が、古巣買収の動きを見せているようです。

今年3月に取締役会から電撃解任されMGMを追われたゲイリー・バーバー氏は、ストック・オプションで約9%の同社株を所有。現在、複数の投資銀行にMGMを買収するよう話を持ちかけているそうです。

MGMの評価額は債務込みで50億ドル以上と見られており、この買収計画を実現させるだけの資金が集まる公算は低い模様。バーバー氏の今の狙いは、自身が率いる買収の成否よりも、MGMを所有しているヘッジファンド各社を刺激させ、MGM売却を促すことにあるようです。

MGMは過去に売却・買収を繰り返しており、その度に007映画の製作が遅延しています。次回作『Bond 25』は既に2019年11月の北米公開が発表されていますが、MGM売却の動きが本格化すれば、同作が公開延期される可能性は高くなると思われます。

『007/ゴールデンアイ』撮影車のアストンマーティンDB5が競売に

オークション会社Bonhamsは2018年5月23日、映画『007/ゴールデンアイ』(1995)のカー・チェイス場面撮影で使用されたボンド・カーのアストンマーティンDB5が出品されると発表しました。

このオークションはモーター・イベント「Goodwood Festival of Speed」開催期間中の7月13日に英・グッドウッドで行われる予定。予想落札価格は120万から160万ポンドとなっています。

『007/ゴールデンアイ』では、ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)がDB5に乗り、モンテカルロを見下ろす丘をドライブ。途中、ゼニア・オナトップ(ファムケ・ヤンセン)のフェラーリ・F355 GTSとカー・チェイスを繰り広げます。

出品のDB5はこのシーンで使用。現在のオーナーが取得以降、ロンドンの「Bond in Motion」などで展示されていました。

Christie’sによると、この車はイオン・プロダクションの代理でアストンマーティン社が第三者から購入したチェイス用2台のうちの1台(グラン・カジノ前で駐車していたのは別に借り受けた車)。撮影終了後は、イオンやアストンマーティン社が宣伝で利用し、1996年に売却。Christie’sがそれを2001年に出品し、現オーナーが落札した模様です。

デュア・リパ 007映画『Bond 25』の主題歌を「ぜひやりたい」

Billboard(2018年5月21日付)によると、イギリスのシンガーソングライター、デュア・リパは007シリーズ第25作『Bond 25』の主題歌を手がけたいそうです。

デュア・リパは『Bond 25』テーマ・ソングの歌手候補として最近噂に。Billboardがデュア・リパにその真偽を尋ねると、「わからない」とし、明確な返答はしなかったようです。一方で「ぜひやりたい」と繰り返し語り、007主題歌への意欲を示しました。

デュア・リパの噂の元になっているのはブックメーカーのようです。Evening Standard(5月8日付)はオッズのリストでデュア・リパがアデル、エド・シーラン、ジェシー・Jらを抜いたと報道。これ以降、デュア・リパの噂が急速に広まりました。

その前日にはRedditでデュア・リパをボンド・ガール候補者だとする投稿があり、これが賭けを刺激した可能性があります。

ピアース・ブロスナン作の絵画が140万ドルで落札

People(2018年5月18日付)によると、ピアース・ブロスナン作の絵画が5月17日開催のチャリティ・イベントで競りに出され、140万ドルにて落札されたようです。

競売が行われたのは「amfAR Gala Cannes」。エイズの研究財団がカンヌ国際映画祭の開催時期に毎年開いており、今年で25回目となるガラがアンティーブのオテル・デュ・キャップ・エデン・ロックを会場に催されました。

ピアース・ブロスナンが出品した絵画はボブ・ディランを描いた作品。落札者は不明です。

若い頃のブロスナンは画家志望。イラストレーターとして働き始めましたが、同僚から劇団に誘われたことがきっかけとなり俳優の道を歩みだし、5代目ジェームズ・ボンドに就任。俳優として活躍する傍ら、余暇で絵も描き続けていました。

ブロスナンはピカソやマティスに影響を受けたと語っており、鮮やかな色彩が特徴的。過去にはピアース・ブロスナン公式サイトでサイン入り複製画(ジクレー)が販売されていました。

ベン・ウィショー 『Bond 25』出演決定か、ダニー・ボイルの監督就任を歓迎

Metro(2018年5月11日付)によると、Q役のベン・ウィショーは、007映画次回作『Bond 25』への出演が決まったそうです。

Metroとのインタビューに応じたウィショーは、ダニー・ボイルが『Bond 25』を監督するとの一連の報道について、実現するかどうかは分からないとしながらも、ワクワクしている旨をコメント。クレイグ=ボンド作品には彼よりもふさわしい監督が思い当たらないとも語ったようです。

また、ウィショーは『Bond 25』続投が決定したのかとの問いかけに対し「イエス」と答えつつ「出演契約があるはず」と返答。Metroはウィショーの出演を確定的に報じていますが、ウィショーにはまだスッキリしない不明な点が残っているようにも見受けられます。

仏大統領からヘンリー英王子への結婚祝いはS.T.デュポンの007コレクション

The Telegraph(2018年5月10日付)によると、エマニュエル・マクロン仏大統領は、英王室のヘンリー王子への結婚祝いとして、エス・テー・デュポンのジェームズ・ボンド・コレクションを公式に贈るのだそうです。

5月19日にメーガン・マークルさんとの結婚を控えているヘンリー王子は007ファンとのこと。この「S.T. Dupont 007 Collection」では、ライター、シガー・カッター、ペン、カフリンクスがトラベル・ケースに収納されています。

このニュースはエス・テー・デュポン側が公式発表したものですが、直後に同社は The Telegraph に対し、今回の贈呈にライターも含まれるか100%確実ではない、と伝えたとのこと。ただし007コレクションが贈られることは間違いないようです。

なお、ヘンリー王子はマークルさんの願いを聞いて、数週間前に禁煙したばかりだとのことです。

ダニエル・クレイグ 『Bond 25』のギャラは2500万ドル

Variety(2018年5月8日付)によると、007シリーズ次回作『Bond 25』で主演を務めるダニエル・クレイグの報酬は2500万ドルのようです。

明細は不明ですが、興収に応じた歩合などが、さらに加算される可能性があるかもしれません。

ハリウッド俳優が近年受けている出演料の額について報じる記事には、例として20人あまりの名前が載ったリストがあり、その中で2500万ドルのダニエル・クレイグはトップとなっています。