『Bond 25』制作発表をインターネット中継へ

映画007シリーズ公式Twitter @007 は2019年4月24日、最新第25弾『Bond 25』制作に関するインターネット中継が日本時間の4月25日午後9時10分に始まると発表しました。

#BOND25 のタグを付けてツイートすることで、俳優への質問が可能です。

中継は007映画にとって象徴的な場所から行われるとのこと。ジェームズ・ボンド俳優ダニエル・クレイグやプロデューサーの到着したことが既に報道されている、『Bond 25』ロケ地のジャマイカを指すものと思われます。

007シリーズでは、撮影開始時に各国メディアを集めた制作発表会見を開くことが恒例行事となっています。前作『007/スペクター』ではパインウッドで開催され、タイトル発表、主要キャストの紹介、ボンド・カーのお披露目などが行われ、その様子は同シリーズで初めて公式にインターネット中継されました。

最新作『Bond 25』でも同様に、タイトルと主なキャストの発表が期待されます。なお、本記事執筆時点で視聴用URLは案内されていませんが、前回の模様は公式YouTubeで中継されており、現在も視聴可能です。

テリー・ローリングスさん死去 『007/ゴールデンアイ』編集担当

The Hollywood Reporter(2019年4月23日付)によると、映画『007/ゴールデンアイ』の編集を担当したテリー・ローリングスさんが4月23日、イギリスの自宅で亡くなりました。85歳もしくは86歳だったとのことです。

テリー・ローリングスさんは1933年ロンドン生まれ。編集を手がけた作品には、007映画の他に『エイリアン』『炎のランナー』『ブレードランナー』『愛のイエントル』など。他に、ロジャー・ムーア&マイケル・ケイン共演の『ダブルチェイス 俺たちは007じゃない』、ショーン・コネリー主演『エントラップメント』も担当しました。

ダニエル・クレイグ 『Bond 25』ロケ地ジャマイカに到着

ジェームズ・ボンド俳優のダニエル・クレイグが、映画007シリーズ第25作『Bond 25』のロケ地、ジャマイカへ到着したようです。

The Sun(2019年4月23日付)は、ダニエル・クレイグらを乗せたチャーター機がロンドンの空港を4月22日にジャマイカへ向けて出発した旨を報道。掲載されている写真からは、ダニエル・クレイグとプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンらの姿が確認できます。

また、ジャマイカ発の複数のツイートによると、このチャーター機は23日に現地空港へ着陸したようです。

ジャマイカでの『Bond 25』撮影は数日内に開始されるものと思われます。

デヴィッド・ピッカーさん死去 ユナイト元社長

The Hollywood Reporter(2019年4月21日付)によると、ユナイテッド・アーチスツで社長を務めたデヴィッド・ピッカーさんが4月20日、ニューヨークの自宅で亡くなりました。87歳でした。

ピッカーさんは1931年ニューヨーク生まれ。1956年、ユナイトに入社し宣伝部門に配属。1962年、製作部門トップに。1969年には38歳の若さでユナイト社長に就任し、1972年に同社を去りました。

イアン・フレミングの原作ファンだったピッカーさんは、早くから007の映画化権取得に動いていたそうですが、タイミングが合わず結局はハリー・サルツマンが得ることに。

その後、パートナーとなる007映画製作・配給会社を求めていたサルツマンとカビー・ブロッコリがピッカーさんの在籍するユナイトを訪問。映画化の話を持ちかけられたユナイトの会長が、信頼するピッカーさんの意見を聞き入れた結果、ユナイト出資が決定しました。

1962年製作のシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』では、北米出身のプロデューサー・コンビは一時期アメリカ人を監督候補に交渉していたようですが、デヴィッド・ピッカーさんは映画の内容から判断しイギリス人監督を希望。

第7作『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)では、ブロッコリが新ジェームズ・ボンドにシリーズ初となるアメリカ人俳優ジョン・ギャヴィンと契約。しかしピッカー社長は反対し、降板済みだったショーン・コネリーが呼び戻されることになりました。

『Bond 25』主要撮影開始は2019年4月末

Variety(2019年4月17日付)によると、映画007シリーズ第25作『Bond 25』の主要撮影は4月末に始まるようです。

同サイトも、The Observerが先に伝えていたフィービー・ウォーラー=ブリッジによる脚本修正の情報を独自に掴んだとのこと。この情報筋は、『Bond 25』の主要撮影が4月末に開始するとも伝えたそうです。

なお、ノルウェーでは3月末から数日間、限定的に先行撮影を行なっていました。

ダニー・ボイル版『Bond 25』はユーモアが強すぎた?

The Playlist(2019年4月14日付)によると、降板したダニー・ボイル監督の『Bond 25』脚本は、ユーモア色が濃い内容だったそうです。

ダニエル・クレイグやプロデューサーらは、ダニー・ボイル&ジョン・ホッジ版の脚本を「ユーモラス過ぎる」と判断。特にクレイグは、007映画が『キングスマン』化したと評価されることを恐れたとのこと。

同サイトは、フィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本リライトに起用された理由はユーモアを加えるためと報じられていることを皮肉だと指摘しつつ、フィービーが脚本を書いたスパイ・スリラー且つブラック・コメディの『キリング・イヴ/Killing Eve』が示したスタイルこそ、クレイグの求めていたものではないかと記しています。

The Playlistはキャリー・フクナガ監督参加後の『Bond 25』脚本内容にある程度アクセスできた模様で、以前の記事ではそのエンディングについても触れており、スコット・Z・バーンズがリライトに参加したことを他メディアに先駆けて報道していました。

『Bond 25』に女007が登場か

Daily Mail Online(2019年4月13日付)によると、映画007シリーズ最新第25作『Bond 25』に女性の007が登場するかもしれません。

前作『007/スペクター』のエンディングでは、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)のMI6退職が示唆され、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)との新たな人生に踏み出す様子が描かれていました。

同サイトが得た情報では『Bond 25』の脚本は未完成で流動的とのことですが、検討されている筋書きの一つに、007のナンバーを得た新しい女性エージェントが登場。この新007が任務を遂行する中、ジャマイカで引退生活を過ごしているボンドが復帰を余儀なくされるそうです。

ジャマイカでの撮影は数週間後に開始されるとのこと。

なお、原作者イアン・フレミングは諜報活動を引退後、「ゴールデンアイ」と名付けたジャマイカの別荘に滞在。この地で007小説を執筆しています。

この脚本に関わったとされるのが、フィービー・ウォーラー=ブリッジ。監督も手掛ける英国女優で、BBCのシリーズ『Fleabag フリーバッグ』と、女性MI5部員が主人公のテレビシリーズ『キリング・イヴ/Killing Eve』ではそれぞれ脚本を担当しています。

フィービーは今年初めにニューヨークへ飛びダニエル・クレイグと面談。その後に『Bond 25』脚本への参加が決まったとのこと。関係者は、MeToo時代を反映するモダンな007映画になりそうだ、とコメントしているそうです。

これまで「007」=「ジェームズ・ボンド」とされてきた映画007シリーズでは、ボンド以外のキャラクターが007のナンバーを背負ったことはありません。この話が実現すれば『Bond 25』は極めて画期的な作品になります。


4/15追記
The Observer(4月14日付)も複数の情報筋からの話として同様記事を掲載。ダニエル・クレイグがフィービー・ウォーラー=ブリッジをリライトに起用したのは、『Bond 25』脚本にフィービーが得意とするユーモアやオフビートなスタイルを加えて磨き上げる為だったと伝えています。

『007/スペクター』で着用のダナーはダニエル・クレイグのお気に入り

British GQ(2019年4月10日付)によると、映画『007/スペクター』でジェームズ・ボンドが履いていたDanner(ダナー)のブーツは、ダニエル・クレイグのお気に入りだったようです。

ボンドがオーストリアのホフラー・クリニックを訪問するシーンで使われたブーツが、ダナーのマウンテンライトIIブラック。これについて、ダナー担当者がGQ誌に起用の背景を説明。

ダナーは以前からクレイグに連絡を取ろうとしていたそうですが、うまくいかなかった様子。しかし、突然クレイグの方から連絡が入り、ダナーの大ファンでいつも履いていると言われたとのこと。そして、新作(『007/スペクター』)の劇中でもダナーを使いたいと本人が希望。こうしてダナーとクレイグの関係は始まったそうです。


4/12追記
British GQの当該記事が更新されました。新しい内容では、『007/スペクター』でダナーが起用された経緯の部分が大幅に変更されており、ダニエル・クレイグに関する記述が全て削除に。代わりとして、『007/スペクター』のコスチューム部門がダナーに連絡を入れたことが起用のきっかけだと記されています。

『Bond 25』 主要撮影が間もなく開始へ

映画007シリーズ製作会社のMGMによると、最新第25作『Bond 25』の主要撮影は近日開始されるようです。

MGMは2018年度の業績を報告する株主電話会談を開催。この中で同社COOのクリストファー・ブレアトン氏は「『Bond 25』の撮影は間もなく始まる」と発言しました。

会談の開催日は不明ですが、MGM公式サイトの更新状況から4月10日、もしくはその数日前と推定されます。

イオン・プロダクションはキャリー・フクナガの監督就任後に『Bond 25』の撮影開始日を3月4日と発表。しかし、これが延期となり主要撮影はまだ始まっていないことが、今回の発言で公式に確認されました。

007シリーズでは主要撮影が開始される前にロケ撮影を行う例があり、『007/慰めの報酬』ではイタリア・シエナ、『007/スペクター』ではモロッコでそれぞれ数ヶ月前に一部の撮影が実施されました。『Bond 25』でも既にノルウェーでロケ撮影されています。

『Bond 25』のキャリー・フクナガ監督がマテーラを視察中

Corriere del Mezzogiorno(2019年4月10日付)によると、『Bond 25』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督は、南イタリアの都市マテーラでの視察を現在も続けているようです。

フクナガ監督は『Bond 25』ロケ地となるマテーラのサッシを4月9日早朝に訪問。俳優の動作も想定した綿密な打ち合わせを行なったようです。

監督がチェックした具体的な場所は、カザルヌオーヴォ地区、サン・ピエトロ・カヴェオーソ広場、サンタ・マリア・デ・イドリス教会。現場に居合わせたツアー・ガイドのMichele Zasa氏は監督と記念撮影したとのことで、非常にフレンドリーだったそうです。

監督ら視察団はサッシが一望できるムルジア・ティモーネ展望台へも移動。この近辺での撮影にはヘリコプターが使われる可能性があるそうで、マテーラはアクションが展開される『Bond 25』プレタイトル・シークエンスの舞台となる模様です。

フクナガ監督は4月14日頃までマテーラに滞在する模様。週明けには海沿いのマリーナ・ディ・ピスティッチへ移動する予定のようです。