バラエティ紙 ソニーのSPE売却を「予測」

米映画業界紙 Variety は1月22日、いずれソニーが同社映画部門であるソニー・ピクチャーズ(SPE)を売却するとの見方をアナリストの報告として伝えています。

Pivotal Research Group のアナリストはソニーの本業である製造とコンテンツ・ビジネスがミスマッチであると指摘。SPE は米テレビ局の CBS に合併された方が、より高い効果を得られるとしています。一方 SPE はソニーにとって利益を生む黒字部門で、ソニーの平井社長は SPE 売却の噂に対してこれまで度々否定しています。

仮に SPE が売却された場合、映画007シリーズにも何らかの影響が及ぶかもしれません。007シリーズを製作する MGM は『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)公開後に売りにだされ、2004年に米ソニーと投資会社などが共同で買収しましたが、『007/カジノ・ ロワイヤル』(2006)の公開まで最終的に4年を要しました。『007/慰めの報酬』(2008)公開後はソニーが手を引き MGM が破産状態に。『007/スカイフォール』(2012)の公開まで再び4年かかっています。『007/カジノ・ロワイヤル』から共同で007シリーズの製作・配給を手がけている SPE と MGM は次回作『BOND 24』でもこの関係を続ける予定で、これまで Bravia、Vaio、Cyber-shot、Xperia などのソニー製品をスクリーンに登場させています。