ダニー・ボイルが語るロンドン五輪開会式舞台裏

Mail Online(3月2日付)はロンドン・オリンピック開会式の演出担当ダニー・ボイルが語った舞台裏話を紹介しています。

初めはエリザベス女王がロンドン地下鉄に乗って会場に現れるという案があったそうです。しかし開会式のデザイナー、マーク・ティルデスリーの提案が採用に。その結果、開会式で流された映像『Happy & Glorious』には女王自身が登場、ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドにエスコートされヘリコプターで会場へ。上空から二人(実際はスタントマン)がパラシュートをつけてジャンプするという演出を見せました。

女王には当初から代役を使う想定で、王室へ許可申請しましたが、女王自らクレイグとの共演を希望していると聞かされ、ボイルはエイプリル・フールの冗談かと思ったそうです。また、出演を決めた理由の一つに、長年女王の身の回りを支えてきたスタッフとも共演できることがあったようです。

別撮りはしたくなかったボイル。女王と『007/スカイフォール』を撮影中のダニエル・クレイグのスケジュール調整は苦労したようですが、映像の価値を認めた同作プロデューサーの協力もあり、共演が実現したとのことです。

撮影が行われたのは女王のプライベート・ルーム。午前中は歯医者へ行っていたせいで気分が優れなかったようですが、女王は「素晴らしい方」で「役者の素質がある」とダニー・ボイル。撮影はやりやすく、説明も一度するだけで女王はすべて理解していたとのことです。

イースト・ロンドンに住むダニー・ボイルは長年のオリンピック・ファン。家の近くで開催されるオリンピックの開会式は何としても手がけたいイベントだったようです。この功績が認められ「サー」の称号が得られるナイト爵位の候補者になったようですが、「セレブにはなりたくない」ボイルは打診を断った模様です