007シリーズ制作会社イオンとソニー エドワード・スノーデンの告発本『暴露』を映画化へ

The Hollywood Reporter(5月14日付)によると、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント社はグレン・グリーンウォルド著『暴露―スノーデンが私に託したファイル―』映画化のオプション契約を結んだようです。

『暴露』(原題『No Place to Hide: Edward Snowden, the NSA, and the U.S. Surveillance State』)は、NSAやCIAの仕事をしていたエドワード・スノーデンが公開した機密資料に基づき、アメリカの諜報活動を告発する本。世界24カ国で同時発刊されたばかりで、日本では5月14日に新潮社から発売されています。

制作に乗り出すのは、50年間で全23作の007映画を手がけてきた英イオン・プロダクションで、プロデューサーはマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ。この映画化が実現すれば、イオン・プロダクションとして非007映画を制作するのは『腰抜けアフリカ博士』(1963)以降、初めてとなります。

MI6、CIA、NSAを正義の味方として位置づけている007シリーズの制作会社が対極のテーマに取り組むことで、興味深い内容の映画となりそうです。

ソニー・ピクチャーズは2009年にもイオン・プロと組んだ映画『Remote Control』を発表、『チキ・チキ・バン・バン』のリメイク計画もありましたが、どちらも映画化の動きは見えていません。

イオン・プロのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ制作の映画007シリーズ第24弾『Bond 24』(『ボンド24』)は今秋撮影が始まり、2015年10月23日にイギリスで公開されますが、『暴露』の制作がいつになるのかは明らかにされていません。

ソニー・ピクチャーズ発表のプレスリリース(PRNewswire)はこちらです。

5/15 一部変更・追記をしました。