Q役ジョン・クリーズ ダニエル・クレイグ版007映画でのユーモア欠如を嘆く

映画007シリーズ2作品に出演したイギリスのコメディー俳優ジョン・クリーズとのインタビューを Radio Times(6月23日付)が掲載しています。

クリーズはピアース・ブロスナン主演の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)に「Q」の助手「R」役で出演。続く『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)では「Q」を演じましたが、同作をもってブロスナンと共に007シリーズから引退しました。

クリーズは自身の引退理由として、製作陣がユーモアのないジェイソン・ボーン・シリーズの作風を目指すようになったからだと発言。その背景としては、興行的に大きなシェアを占めるアジアの観客がアクション・シーンを好む一方でイギリスのユーモアを解さないことにある、と語ったようです。

「Q」が登場する場合はコミカルになるシーンが多く、ダニエル・クレイグ出演の『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)と『007/慰めの報酬』(2008)には「Q」の出番が全くありませんでしたが『007/スカイフォール』(2012)でようやくベン・ウィショーが「Q」として出演。映画の内容に影響力を持つクレイグは次回作でユーモアを増やしたいとの発言を既にしており、『Bond 24』(2015)ではボンドと「Q」のユーモア溢れるシーンがさらに観られるかもしれません。