Telegraph(12月29日付)によると、映画007シリーズ10作品でスタントマンとして活躍したイギリスのリチャード・グレイドン氏が12月22日、亡くなりました。92歳でした。
グレイドン氏は1922年イギリス生まれ。アマチュア騎手を経験しスタントマンに。007シリーズには第2作『007/ロシアより愛をこめて』 から合計10作品に参加。ロジャー・ムーアのスタントを担当した第11作『007/ムーンレイカー』では、リオデジャネイロのケーブル・カー上で滑ってしまい、安全器具が無いまま片手でぶらさがる場面も。これは同氏のキャリアで最も危険な瞬間だったようです。