『007/スペクター』のレア・セドゥとモニカ・ベルッチ ボンド・ガールを語る

Daily Mail Online(2015年2月24日付)は、『007/スペクター』のボンド・ガール、レア・セドゥとモニカ・ベルッチとのインタビューを掲載しています。

『007/スペクター』にマドレーヌ・スワン役で出演するレア・セドゥ。ボンド・ガールの座を獲得したのは2014年4月だったと明かしました。

1回目のオーディション場所はパリのホテル。彼女の他に3名の候補者が会場にいて、それぞれ『007/カジノ・ロワイヤル』と『007/慰めの報酬』の台詞を読まされたそうです。緊張していたセドゥはリラックスするためビールを飲んで参加。いざ自分の番が回ってきた時には顔が赤くなっていて、台詞を忘れてしまい失敗したと語りました。

2回目を懇願したレア・セドゥはロンドンにあるサム・メンデス監督のオフィスに呼ばれ面談。それから数ヵ月が経ち、4月になってロンドンで監督と昼食を取った際、ボンド・ガールに決定したことを告げられたそうです。

そんなセドゥは、『007/カジノ・ロワイヤル』でヴェスパー・リンドを演じた同じフランス人俳優のエヴァ・グリーンには親近感があるのだとか。強いけれど弱さがある、少女っぽくて大人の女性。そんな相容れない役柄を演じられる女優が好きなのだそうです。彼女の映画を観てから十年近くたち、自分がボンド・ガールになれるとは想像もできなかった、とセドゥ。

007映画への出演決定は公式発表があるまで秘密のはずでしたが、レア・セドゥは我慢ができず、友人や家族に喋ってしまったのだとか。そのせいか、8月にはボンド・ガール出演の噂がネット上で出回るようになりました。

セドゥによると、彼女の役名「マドレーヌ・スワン/Madeleine Swann」は、仏作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の第1篇『スワン家の方へ』に出てくる、過去の記憶を呼び覚ます菓子のマドレーヌから採られたもので、これは『007/スペクター』での役柄を暗示。マドレーヌ・スワンはジェームズ・ボンドが謎を解く手助けをし、彼の人生を変えるそうです。

ボンド役ダニエル・クレイグとのセクシーなシーンはまだ収録していないとのことですが、セドゥは期待していると語りました。

一方、ルチア・スキアラ役のイタリア女優モニカ・ベルッチ。彼女はシリーズ史上最年長となる50歳でのボンド・ガール出演が決まり、メディアの脚光を浴びました。最初は戸惑ったというベルッチ。ボンド・ガールは基本的にボンド俳優よりも若い女優が選ばれていますが、サム・メンデス監督からは、シリーズで初めてボンド俳優と同様の年齢の(大人の)女優に演じて欲しかったと言われたそうです(注:オナー・ブラックマン、ダイアナ・リグなどはボンド俳優の年上、ただし出演当時それぞれ30代)。そして自分をキャスティングしてくれたメンデス監督に「あなたは女性のヒーロー」と言ったのだとか。

ボンド・ガール出演は秘密にして欲しいと監督にいわれたベルッチは、セドゥとは違って、守秘義務を最後まで果たしたそうです。秘密を守るのが大人だからとベルッチ。「ボンド・ガール」よりも「ボンド・ウーマン」か「ボンド・レディ」と呼んで欲しいと語りました。

映画007シリーズ最新第24作『007/スペクター』は2015年11月、日本公開予定です。