『007/スペクター』アストンマーティンDB10の特殊装備

Telegraph(2015年10月1日付)によると、映画『007/スペクター』のボンド・カー、アストンマーティンDB10は何点かの特殊機能を備えているようです。

『007/スペクター』ではジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)のDB10と、悪役ミスター・ヒンクス(デイヴ・バウティスタ)のジャガーC-X75がカー・チェイスを繰り広げます。

舞台となったローマでは、ダニエル・クレイグが一部シーンで実際に運転していますが、危険な場面はスタント・ドライバーのマーク・ヒギンズが担当。2台のDB10は「ポッド・カー」と呼ばれる屋根に運転席を載せた特別仕様車だったそうで、ヒギンズはステアリングを直接感じ取ることができず、屋根上からの運転は難しかった模様です。

スタント・コーディネーターのゲイリー・パウエルが最も肝を冷やしたのは、バチカンのサン・ピエトロ広場周辺を時速177キロ(110マイル)で走行するシーン。幸い事故もなく、撮影を無事終えて胸をなでおろしたようです。

DB10がその性能の限界に挑戦することになったのは階段を走行するシーン。しかしDB10は『007/スペクター』専用車でサスペンションや底部が強化されており、撮影はうまくいったとのこと。

また、今回のボンド・カー、アストンマーティンDB10の特殊装備は、後部のマシンガン、火炎放射機能、そしてイジェクト・シート。イジェクト・シートはアストンマーティンDB5とヴァンキッシュにもそれぞれ備えられ、『007/ゴールドフィンガー』(1964)、『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)で実際に利用されましたが、『007/スペクター』のシートは旧作とはまた一風変わったものになっているそうです(元記事では、使われ方など具体的に言及)。