ワーナー・ブラザース MGMと007映画の製作・配給権の交渉中

Deadline(2015年10月30日付)によると、ワーナー・ブラザースはMGMと007映画の製作・劇場配給の交渉を開始したようです。

映画007シリーズの著作権は、ブロッコリ・ファミリーの会社Danjaqと映画スタジオのMGMが共同保有。MGMがかつてメジャーと呼ばれ体力のあった時代は自社単独で007映画の製作・配給を行ってきましたが(海外配給はUIPやFOX等へ委託)、2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』から最新作『007/スペクター』まではソニー・ピクチャーズと契約、2社が共同で製作・配給をすることに。

しかし、MGMとソニーとの契約は『007/スペクター』をもって終了。007シリーズの製作・配給はどのメジャー・スタジオも狙っているとされています。ワーナー・ブラザース・エンターテイメントのケヴィン・ツジハラ会長はMGMのゲーリー・バーバー会長と既にホテルで会合、具体的な金額を含めた交渉を始めている模様です。この両者は個人的に良好的な関係にあるようで、ワーナーは競合他社よりもリード。

一方、ソニー・ピクチャーズも契約更新を諦めていないようですが、007映画に熱心だったエイミー・パスカルが共同会長職を退き、後任に財務状況に厳しい目を持つとされるトム・ロスマンが就任したことから、ソニーの形勢は不利と見られているようです。