007映画採用でインディペンデント・ブランドが新規顧客層開拓に成功

GQ(2015年11月5日付)によると、『007/スカイフォール』でジェームズ・ボンドの衣装を提供したインディペンデント・ブランドは、新しい顧客層の開拓に成功しているようです。

『007/スカイフォール』(2012)の上海シーンでボンドが着ているのは米ブランド、ビリー・リード(Billy Reid)の「ボンド・ピーコート」。同作の制作前、たまたま私用で購入し気に入ったダニエル・クレイグが、同じコートを劇中でも着用。ジェームズ・ボンドの衣装として、世界中から注文が入り、2013年1月以降800着以上を販売するヒット商品となり、現在でも問い合わせが入り続けているとのこと。ちなみに、商品名の「ボンド」は、ビリー・リードのニューヨーク店が面するストリート名から採られたもので、映画のボンドとは偶然の一致のようです。

また、イギリスのブランド、バブアー(Barbour)のジャケットは『007/スカイフォール』のスコットランドのシーンでボンドが着用。予告編が公開されてから事前予約が数百件入る人気商品に。同映画での露出により、これまでには届かなかった顧客層へアピールすることができたとのことです。しかし、顧客にとって特別な価値のある商品にしたいとの狙いがあり、その後、あえて生産を終了したそうのだそう。

なお、最新作『007/スペクター』では、Q(ベン・ウィショー)がロンドンのシーンでビリー・リードの「アスター・コート」を着用。現在は予約注文受付中で、11月20日から発送開始のようです。