『007/スペクター』のサム・メンデス監督 メキシコシティの撮影を語る

『007/スペクター』のサム・メンデス監督が2015年11月30日、BAFTA主催のトーク・イベントに参加し、『007/スペクター』の撮影について語りました。

『007/スカイフォール』で007シリーズに初参加。アクション作品を手がけた経験のないトーマス・ニューマンやロジャー・ディーキンスを起用し、プロデューサーやスタジオ側を不安がらせてしまったというサム・メンデス監督。

最新作『007/スペクター』プレタイトル・シークエンスの舞台メキシコシティでの撮影は2,500人ものエキストラやスタッフが一斉に動く大掛かりなもので、これには監督のみならず、007シリーズに40年間参加しているスタッフも興奮したそうです。また、撮影でメキシコシティ上空を飛び回る2機のヘリコプターからの騒音に耐えつつ、オーストリアにいるセカンド・ユニットのアレキサンダー・ウィットと雪山チェイスの問題をiPadで映像を確認しながら話し合い、その間メキシコの他の地域では別のヘリを撮影、イギリスではパインウッド・スタジオで3つのセットが建設されていた・・・ということもあったらしく、同時に活動する5、6のユニットを束ねるのは大変な役目だった様子です。

なお、ワン・ショットのように見える冒頭の長回し映像については、ホテルの位置が実際と異なっており、部屋の映像もパインウッド・スタジオで撮影したらしく、実際には複数のカットを繋げたものだそうです。

『007/スペクター』後のプロジェクトは特に決まっていないようで、聴衆からの質問に対し、長い休暇を取ることだと答えています。