『007/スペクター』のネズミはCG

The Art of VFX(2015年11月23日付)と Yahoo! Movies(12月9日付)は Cinesite(シネサイト)社所属の視覚効果スーパーバイザー Zave Jackson とのインタビューを掲載しています。

Cinesite は『007/ゴールデンアイ』(1995)から007シリーズに初参加。『007/慰めの報酬』(2008)を除き、最新作『007/スペクター』まで7作の007映画で視覚効果を担当している会社。

007シリーズは生身のアクションを売りにしていますが、それでもCGを様々な場面で活用。同社が『007/スペクター』で加えた視覚効果はローマとモロッコのシーンが中心で、主人公ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグや悪役ミスター・ヒンクスを演じるデイヴ・バウティスタらの顔をスタント・ダブルと挿げ替えたのは30シーンに及んだそうです。

また、モロッコのホテル「L’Américain」は丘の上に建っているように見えますが、このシーンはローマで撮影した夜景にホテルの外観をCGで加えたもの。部屋でボンドから尋問を受けるネズミはフルCG。荒野を走る列車も、実際は客車が4両しかなかった為、CGで計7両に増やしてあるとのことです。