『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ

『007/スペクター』ロンドン・ロケ地情報#8 ウエストミンスター・ブリッジ

ヴォクソール・ブリッジ袂のMI6/CNSからヘリコプターで飛び去るフランツ・オーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)。ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)の二人はテムズ川をスピードボートで追跡。ランベス・ブリッジ上空を通過したヘリは最後にウエストミンスター・ブリッジへ墜落します。

テムズ川でヘリ対ボートのチェイス・シーンが撮影されたのは2015年初夏。ロケは複数の週末に分け、合計6夜をかけて実施。制作会社では地域住民や地元企業に向けて11,000通もの手紙を送付し、『007/スペクター』のロケ撮影で生じる不便に対して理解を求めました。また、スクリーンに映るウエストミンスター宮殿(英国議会議事堂)や、カウンティー・ホール、ロンドン・アイなどからも協力を得て、撮影時の周辺施設の照明をコントロールしています。

ヘリの激突場面はロンドン郊外のパインウッド・スタジオにある「007ステージ」でウエストミンスター・ブリッジの実物大(一部分)セットを組んで撮影されていますが、実際の橋も特別許可を得て封鎖され、ロケが行われています。その際には、特殊部隊を従えたダニエル・クレイグとレア・セドゥが並んで橋上から遠くを見つめる様子が目撃されていました。ヘリが飛び去るというような別の筋書きが用意されていたのか、そのように思わせる偽装工作だったのかもしれません。

なお、ロンドンはジェームズ・ボンドの本拠地ですが、海外志向の007シリーズにおいて同地でアクションが展開される作品は少なく、ロンドン市街で本格的なアクション・シーンが登場するのは第12作『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981)が初。そのプレタイトル・シークエンスでは、『007/スペクター』同様、テムズ川のウエストミンスター宮殿周辺をヘリコプターが飛行する場面が観られます。

『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
ボンドは遊歩道「クイーンズ・ウォーク」から階段を駆け上りウエストミンスター・ブリッジへ
『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
クイーンズ・ウォークから眺めるウエストミンスター・ブリッジ
『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
ウエストミンスター・ブリッジから見るロンドン・アイ
『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
ボンドとスワンが去っていくウエストミンスター・ブリッジ、正面はパーク・プラザ・ホテル
『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
ヘリが墜落するウエストミンスター・ブリッジと国会議事堂/ビッグ・ベン
『007/スペクター』ロンドン・ロケ地 - ウエストミンスター・ブリッジ
ウエストミンスター・ブリッジ側から見るランベス・ブリッジ