MGM 007次回作『Bond 25』の自社配給を模索か

Deadline(2016年6月9日付)によると、MGMは早ければ007シリーズ次回作『Bond 25』から、再び自社配給を手がけるかもしれません。

かつてはメジャー・スタジオの代表格として栄華を誇ったMGMも、度重なる買収を経験した後に破産を申請、今ではメジャーとしての地位も失いました。近年は債権者・投資家のバックアップを受けて復活の兆しを見せていますが、配給部門は閉鎖されたまま。MGMは現在、年に数作の映画を製作しているものの、配給は競合他社に委託せざるを得ない状況です。

007映画も例外ではなく、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)から『007/スペクター』までの4作は、連続でソニー・ピクチャーズ(コロンビア)が北米と海外の多くの市場で配給を担当してきました。ソニーとの契約が切れた今、次回作『Bond 25』でもMGMは配給パートナーを探していますが、MGMの上級副社長を務めたDeadlineのピーター・バート氏が得た情報では、MGMが『Bond 25』から自社配給に踏み切る可能性もあると考えているライバル社幹部が複数いるようです。

これがもし実現した場合、北米はMGM、海外市場は他社に委託というスタイルが復活することになりそうです。