ダニエル・クレイグと007プロデューサーら 英国のEU残留を支持

EUからの離脱の賛否を問う国民投票を直前に控えたイギリスですが、ジェームズ・ボンド俳優のダニエル・クレイグと007映画プロデューサーらはいずれも残留派のようです。

ドイツ出身の写真家ヴォルフガング・ティルマンスのInstagramアカウントは、ダニエル・クレイグから送られてきたという写真を掲載(2016年6月21日付)。この写真には、「単独では国が立ち行かない」という趣旨のスローガンがプリントされたTシャツを着るクレイグが写っています。なお、クレイグのTシャツは、イギリスのEU残留を支持して活動しているティルマンスらがデザインしたもので、同氏ウェブサイトにて各種絵柄のデータが無償配布されています。

また、Variety(2016年6月21日付)によると、イギリスの映画プロデューサーら23名が6月21日、連名で声明文をリリース。イギリスがEUのメンバーであることで、これまで多大な利益が映画・テレビ産業にもたらされてきたこと、俳優やスタッフ、撮影機材などがEU域内を労働許可や通関審査無しで自由に動き回れる現状が離脱によって変更される可能性があることなどを指摘。イギリス国民に対してEU残留の投票をするよう呼びかけました。

この声明文には、映画007シリーズのプロデューサー、マイケル・G・ウィルソン氏とバーバラ・ブロッコリ氏の名も連なっています。両氏はアメリカ生まれ・育ちですが、二重国籍(米・英)を保持。また、007映画の制作会社イオン・プロダクションはロンドンに本社のある会社です。

イギリスがEUを離脱するか残留するかを決める国民投票は6月23日に実施。同日午後10時(日本時間24日午前6時)に締切り、同時刻から開票となります。