ソニー・ピクチャーズ会長兼CEOのマイケル・リントン氏が退任へ

ソニー株式会社は2017年1月14日、マイケル・リントン氏がソニー株式会社の執行役とソニー・エンタテインメントのCEOを2月2日付で退任すると発表しました。

マイケル・リントン氏はソニー・ピクチャーズの会長兼CEOとして、ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ4作の製作に携わっており、2012年からはソニー・エンタテインメント(米国に本社を置くソニー・ピクチャーズエンタテインメント、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー/ATVミュージックパブリッシングの各エンタメ事業社を統括するソニー子会社)のCEOを兼任するほか、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのCEOも務めてきましたが、これら全ての職から退くようです。

リントン氏の後任は未定。同氏は今後半年間ソニーに残り、ソニー株式会社社長兼CEOの平井一夫氏と共に後任の人選にあたるとのことで、その間は平井氏がソニー・エンタテインメントの会長兼共同CEOを務めます。

ソニー・ピクチャーズはユナイテッド・アーチスツ出身のジョン・キャリー氏がCEOを務めていた90年代から007シリーズ製作を計画。2006年からはキャリー氏の跡を継いだエイミー・パスカル氏とマイケル・リントン両氏が実際にMGMと007映画の共同製作を行ってきました。しかし、リントン氏の退任によって、007製作に関わった経験のあるソニー・ピクチャーズのトップはすべて同社から姿を消すことになります。なお、MGMは現時点で007作品の製作・配給パートナーを決めていない模様で、リントン氏の退任はMGM側の選定プロセスに何らかの影響を及ぼすかもしれません。