The Sunday Post(2018年10月13日付)は、ボンド・ガールのウルスラ・アンドレスとのインタビューを掲載しています。
007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)に出演、ジャマイカのビーチに登場したアンドレスの白のビキニ姿は当時、世界的なセンセーションを巻き起こしました。
このビキニが人生を完全に変えたと語るアンドレス。『007/ドクター・ノオ』の後は映画のオファーが次々と舞い込んだそうで、1967年にはコメディ版の『007/カジノ・ロワイヤル』にもヴェスパー・リンド役で出演。
ドイツ人の両親の元、スイスで生まれ育ったアンドレスは、フランス語、ドイツ語、イタリア語を話せるそうですが、英語はかなり後になって学んだのだとか。
その為か、『007/ドクター・ノオ』では彼女の声は吹き替えられることに。その悔しさをバネに英語の勉強を励み、後の映画出演に役立てたのだそう。
女優の道を進むきっかけは、アルバイトをしていたローマで開かれたパーティー。映画プロデューサーと知り合い、オーディションに誘われたのが始まりだったようです。
現在、82歳のウルスラ・アンドレスはスイス在住。今だに時折オファーが入るそうですが、芸術活動に力を入れているのだそう。写真も好きで、彼女の作品はこれまでに何度か雑誌に掲載されているとのこと。
充実した人生で毎日が楽しいと話すアンドレス。『007/ドクター・ノオ』のことは今でも話題になるとのことで、「自分は今もボンド・ガール」だと語っています。