ポール・ハギスが『Bond 25』脚本に参加?

Geeks WorldWide(2019年1月1日付)は、ポール・ハギスが映画007シリーズ次回作『Bond 25』の脚本を提出した、と伝えています。

ハギスが2018年11月22日付で提出したとされる脚本は、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドのバージョンに手を加えたもので、中途を示す表示があるのだそう。同サイトは、ハギスはキャリー・ジョージ・フクナガ監督の就任以前に呼ばれたのだろうと推測。フクナガ監督が完成に向けて動いている脚本は、このハギスのバージョンではないかとも指摘しています。

しかし2018年頭、ハギスは複数の女性から性的被害の告発を受けていることが報道され、現在もこの問題は終結していない模様。ハギス側はサイエントロジーの陰謀である可能性を示唆し疑惑を否定しているものの、映画界における女性進出のサポートに尽力しているイオン・プロダクションのプロデューサーが極めて重大な犯罪の嫌疑がかかっている渦中の人物に脚本修正の依頼を出したとは、俄かには信じ難い話です。

ポール・ハギスはニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドと共に、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)と『007/慰めの報酬』(2008)の脚本を担当。その後は007シリーズから離れましたが、シリーズへの復帰の意欲は示していました。

そもそも『Bond 25』(2020年公開予定)には、『007/スペクター』(2015)との2部作構想で連続制作する計画があり、2012年にはジョン・ローガンが『Bond 25』の脚本執筆を開始。その後、ダニエル・クレイグやサム・メンデス監督の反対で連続制作のプランは没になり、ローガンは『Bond 25』から離脱。

2017年には仕切り直しでパーヴィス&ウェイドの2人が脚本を書いていたようですが、2018年にダニー・ボイルが監督に就任するとジョン・ホッジが脚本を担当。ホッジはボイル監督の案を発展させ撮影準備も進んでいましたが、数ヶ月でボイル&ホッジは降板。結局、パーヴィス&ウェイドのコンビが呼び戻され作業を再開していたようです。