映画007シリーズ最新第25作『No Time To Die』のマテーラでの撮影が終了したようです。

世界遺産となっているバジリカータ州マテーラの旧市街地サッシでは、8月下旬に第2班によるロケ撮影がスタート。9月にはキャリー・フクナガ監督の下、ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、ダリ・ベンサーラらが参加しました。

9月21日夜には、マテーラのレストランでスタッフの誕生祝いを兼ねた撮影打ち上げパーティーが開催された模様で、レストランのInstagramにはダニエル・クレイグがスタッフを前に慰労のスピーチをする様子や、ケーキカットの動画・写真が投稿されました(本記事執筆時点で削除済み)。

マテーラ近郊の町、プーリア州グラヴィーナ・イン・プーリアでも8月にアクション・シーンを先行撮影。9月20日頃にはダニエル・クレイグも野外セットに姿を見せました。同町は、9月23日まで撮影が続く旨を9月17日付で発表しています。

なお、Lacnews24(9月22日付)によると、9月23日はティレニア海沿岸の町サン・ニコーラ・アルチェッラ(カラブリア州)で『No Time To Die』のロケが予定されていたそうですが、悪天候が予想されるために、撮影は延期もしくは中止になったとのこと。

制作会社Lotus Production特設サイトの最新情報(9月23日現在)によると、24日と25日は、ティレニア海に面したカンパニア州の町サプリで撮影が行われる模様で、掲載されている地図には鉄道駅やその周辺が撮影場所として明記されています。また、住民向けにバスの代替サービスが提供されるとのことで、この撮影では列車の使われる可能性があります。

サン・ニコーラ・アルチェッラとサプリではいずれもダニエル・クレイグの撮影参加が期待されています。