The Sunday Times(2019年11月3日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェームズ・ボンド役、ダニエル・クレイグとのインタビューを掲載しています。

同作で最も興味深い話は何かと訊かれたクレイグは、「日々の撮影について事細かに説明したいが」と前置きし、「そうすれば、自分が苦情を言っているように思われるだろう」とコメント。そして「一番面白かったこと? 昨日、首の辺りまで12時間も水中に浸かっていたことだね」と答えています。

近年は007以外の映画に出演する頻度が以前よりも減っていることについて、007映画に出た後は家でゆっくり身体を休めたいのだそうで、他作品への興味を失った訳ではないとの事。

そして「自分はボンドでいることが大好きだ」とコメント。007映画を作るということは稀な状況であり、これまでにやったことの中で最もワクワクする、やりがいのある出来事と考えているそうです。

2015年のインタビューでクレイグが放った悪名高き発言「手首を切った方がマシ」については、休息が必要という意味だったと改めて弁明。その当時から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』出演契約はあったとの事です。

脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジの起用はクレイグの要望だったとの事。彼女が手掛けた『Fleabag フリーバッグ』や『キリング・イヴ/Killing Eve』を観て注目していたそうです。ボンドはボンドのままであり、本作で彼女が何かを根本的に変えるようなことは書いていないものの「違う角度」から攻めてくるようです。

ジェームズ・ボンド役から引退して一番残念に思うことを尋ねられると「友人」と答えたクレイグ。多くのスタッフとはボンド役就任時から15年に渡る付き合いがあり、また会うだろうが007映画のセットは特別だ、と感じているそうです。