BBC(2019年11月8日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の脚本家、フィービー・ウォーラー=ブリッジのインタビューを掲載しています。
ボンド役のダニエル・クレイグは、フィービーの起用は自身の要望であったことを認めていますが、最初に連絡をしてきたのはプロデューサーのバーバラ・ブロッコリだったとの事。
フィービーはブロッコリと簡単な話し合いを済ませ、数ヶ月後に彼女と改めて面談。その後はキャリー・フクナガ監督、ダニエル・クレイグの順で会ったとの事。それからクレイグの自宅があるニューヨークで脚本について意見交換。そしてパインウッド・スタジオ入りし、キャストやスタッフと交わることに。同スタジオではかなりの時間を過ごしたそうです。
「#MeToo」時代を迎えましたが、これを受けて女性の扱い方などに関して007映画のカルチャーを変更して欲しい旨の要求はなかったとの事。彼女の起用前までにその議論は終わっており対応済み。フィービーの役割はより実践的で、幾つかのシーンとキャラクターの台詞を磨き上げることだったようです。
なお、フィービーは007映画の脚本を書くよりもカッコいい事はない、と語っています。