米Land Roverは2019年11月12日、シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に新型のLand Rover Defender 110(ランドローバー・ディフェンダー110)が登場すると発表しました。

同モデルは5ドアのロング・ボディで、映画の中に姿を見せるのは本作が初。劇中車は最上級クラスのディフェンダーXがベースで、カラーはサントリーニ・ブラック。特殊効果監修クリス・コーボールドによって、手が加えられました。この劇中使用車はロサンゼルスのイベントで11月19日に披露され、その後はロサンゼルス・オートショーで11月20日から12月1日の間、展示されます。

ディフェンダー110は米国で2020年春のデリバリー開始、日本では同年夏の予定。

この発表に合わせ、ディフェンダー110と『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のタイアップ・ビデオも公開。同作のスタント・コーディネーター、リー・モリソンとスタント・ドライバーのジェシカ・ホーキンスがディフェンダーを紹介しています。

なお、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』にはディフェンダーの他に、レンジローバー・スポーツSVR、ランドローバー・シリーズIII、レンジローバー・クラシックも登場するとの事です。

詳細は明らかになっていませんが、ボンド役のダニエル・クレイグは、ジャマイカ・ロケでシリーズIIIを運転。レンジローバー・スポーツSVRはスコットランドでのカーチェイス撮影でジャンプする様子が目撃されています。