People.com(2019年11月15日付)によると、ジェームズ・ボンド俳優のダニエル・クレイグはアメリカの市民権を取得している可能性があります。
ダニエル・クレイグは11月14日に開催された新作映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のロサンゼルス・プレミアに出席。
この際に受けたインタビューで「この国ではみんなが移民」「自分も移民だ。自分はアメリカ人だ。我々は皆、移民だ」と語ったそうです。
ダニエル・クレイグは1968年3月2日、イギリスのチェスター生まれ。2005年に6代目ジェームズ・ボンドを襲名。2011年にはイギリス出身の女優レイチェル・ワイズと結婚。それ以降、夫妻はニューヨークをベースに暮らしてきました。
レイチェルは結婚した年にアメリカの市民権を得たとの事で、クレイグも同時期に取得したのかもしれません。
ただし、イギリスにも家を構え映画撮影で長期滞在するダニエル・クレイグがイギリス国籍をあえて放棄することは考えづらく、英米の2重国籍を保有している可能性が高いと思われます。
5代目ボンド俳優のピアース・ブロスナンも出身はアイルランドですが、2004年にアメリカ市民権を取得。その後は両国の国籍を保持し、カリフォルニアやハワイで生活しています。
なお、1987年のインタビューで、007プロデューサーのマイケル・G・ウィルソン氏はジェームズ・ボンド役就任の条件を、イギリスか英連邦出身者と明言しています。