The Observer(2019年11月17日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でマネーペニーを演じるナオミ・ハリスとのインタビューを掲載しています。

慈善団体オックスファムの新キャンペーンを担当中のナオミ・ハリス。最近のインタビューでは、20代の頃に受けたセクハラ経験を告白。オーディション中に有名俳優がスカートの中へ手を入れてきたという内容でしたが、幸いにもこれ以上ひどい行為は、今までのキャリアの中で起きていないとのこと。

米英では10月から彼女の最新作『Black and Blue』が劇場公開中。ハリスはセレブのような派手な生活や付き合いは好まないらしく、責任が重い主役のオファーもこれまでは断り続けてきたとのこと。本作はハリスにとって初の主演映画になるようです。

ダニー・ボイル監督には恩義を感じているのだそう。ハリスはボイル監督の映画『28日後…』に抜擢され一躍注目を浴びることに。その後もボイルが手掛けた舞台『Frankenstein』に出演。観劇した007プロデューサーのバーバラ・ブロッコリとサム・メンデス監督の目に留まり、『007/スカイフォール』でマネーペニー役就任が決まりました。

ナオミ・ハリスはシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の宣伝ツアーにもうすぐ参加予定。同作では、強くて賢い4人の女性たちが話を推し進めるとのこと。そしてボンドの愛は真剣なもので、彼は一人の女性を尊敬し、愛し、大切に守るのだそうです。