ボンド・カー展覧会「Bond In Motion」は2019年12月6日、シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する車両の展示を開始したと発表しました。

James Bond’s Aston Martin DB5 in Matera, Italy
イタリア・マテーラでボンドが運転するアストンマーティンDB5 – No Time To Die © 2019 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

新たに加わった展示車両は次の通りです。

アストンマーティンDB5(ジェームズ・ボンドが運転。ダメージ加工のスタント・レプリカ)
アストンマーティンV8
(ジェームズ・ボンドが運転)
ランドローバー・シリーズIII(ジェームズ・ボンドが運転。ジャマイカのシーンに登場)
ランドローバー・ディフェンダー110(アッシュが運転。ノルウェー・シーンでのダメージ加工)
トライアンフ・スクランブラー1200 XE(プリモが運転。マテーラのシーンに登場)
ロイヤルアロイGT125スクーター(ノミが運転。ジャマイカのシーンに登場)

The New Land Rover Defender in action
走行中の新ランドローバー・ディフェンダー – No Time To Die © 2019 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
Bond in his Land Rover Series III in Jamaica
ジャマイカでボンドが運転するランドローバー・シリーズIII – No Time To Die © 2019 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
Primo on his Triumph Scrambler 1200 XE in Matera, Italy
プリモがマテーラで乗るトライアンフ・スクランブラー1200 XE – No Time To Die © 2019 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』車両の特殊効果を担当したのは、本作がシリーズ15作目、スーパーバイザーとしては9作目となるクリス・コーボールド。

コーボールドは本作のため、2018年10月からアストンマーティン社と協力を開始。この結果、DB5は撮影用に8台が作られ、V8は3台、DBSスーパーレッジェーラは2台、提供されました。同時にジャガー・ランドローバー社とも協力を始め、ランドローバー・ディフェンダー新型が8台提供されています。

今回のDB5が搭載したのは、ヘッドライトの内部にM134ミニガン。お馴染みの煙噴射装置や、リアバンパー下には地雷を収納。従来の回転式ナンバー・プレートは、新たにLEDのプレートへ変わります。

この他、撮影仕様のトライアンフ・スクランブラー1200 XEは3台が使用されています。

「Bond In Motion」はロンドンのコヴェント・ガーデンにあるLondon Film Museumにて開催中です。

Special thanks to Bond In Motion
Photos are used under permission