ラミ・マレックが英ITVの番組『Lorraine』(2019年12月5日放送)に出演し、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』について語りました。
歴代の007映画が制作されたパインウッド・スタジオで撮影に参加できたのは夢のようだった、とマレック。イギリスが誇るレガシーの一部に加われたのは、大変な名誉だともコメント。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はシリーズ25作目の記念作で、スペシャルな作品になると語ったマレック。本作では、台本を読む前からキャリー・フクナガ監督と恐ろしい悪役の在り方を話し合っていたそうです。彼の撮影が始まった時点で、フィービー・ウォーラー=ブリッジはまだ参加していなかった様子。
役柄について自分なりのアイディアがあり、それを提案したところ採用されることがあったそうです。また、最高潮のシーンでマレックの演じる悪役サフィンがユーモアを見せる場面があるらしく、これを疑問視してフィービーに意見したところ、それを我慢できないのが彼の性格だと言われてマレックは納得。フィービーは007映画を理解していると称賛しています。
悪役を演じるにあたって、過去作を研究したとのこと。それなりに参考にはなったようですが、本作はユニークな内容であり、サフィンも過去の悪役とは一風変わった役柄になるようです。
なお、マレックは改めて、本作がダニエル・クレイグにとってのボンド出演最終作であると語っています。