The Guardian(2019年12月9日付)によると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』におけるフィービー・ウォーラー=ブリッジの役割は、脚本全体を磨き上げることだったそうです。

フィービーは12月8日、『Fleabag: The Scriptures』の出版を記念しロンドンで開催された公開トーク・イベント出席。

『Fleabag フリーバッグ』のプロデューサーに、いつか007映画の脚本を書けたなら、と話したことがあったのだそうですが、そのチャンスは早くも1ヶ月後、訪れることに。

イオンのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリとダニエル・クレイグから電話があり、助けが欲しいと言われたのだそう。フィービーが登用された時点で既にキャラクターやストーリーは出来上がっており、彼女の役目はそれらを磨き上げることだったとのことです。

フィービーは特に女性キャラクターの部分を任されたとの報道もありましたが、そのような話し合いはなかったそうで、あくまで全般的な修正作業を行ったようです。

クランクアップのかなり前の段階で作業から離れたとのことで、常にリライトを加えていたこともあり、完成する映画にどこまで自分の仕事が残るのか、わからないとのこと。

なお、The Telegraph(12月8日付)も同様の記事を掲載。ボンド役ダニエル・クレイグは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でプロデューサー、と伝えています。