ディズニーは将来、映画007シリーズを買収するかもしれません。

TIME(2019年12月11日付)は、同誌が「Businessperson of the Year 2019」に選出したザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガー会長兼CEOへインタビュー。

ディズニーはピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、フォックスといったコンテンツ・ホルダーを次々と買収してきました。

次はどの知的財産を買収したいかと尋ねられると、「今すぐ何かを買おうとは思っていません」としながら「でも、私は以前からずっとジェームズ・ボンドの大ファンです」と答えたそうです。

アイガー会長には、タイミングと状況が許せば、いつかは007シリーズを買収したいとの意向があるように思えます。

映画007シリーズ過去作品の権利と今後の映画化権は、ダンジャックとMGMの2社が共同所有。仮にディズニーが007シリーズの権利を100%買収する場合、両社から合意を取り付ける必要があり、ハードルは高いものに。より現実的な選択として、ディズニーがMGMを買収することで半分の権利を獲得する方法が考えられます。