Appleは映画007シリーズを製作しているMGMを買収するかもしれません。

The Wall Street Journalが2019年12月19日に報道。Cult of Mac(同日付)がその内容を引用し伝えています。

これによると、AppleとMGM Holdingsの協議は初期段階。買収対象としてMGMの資産の一部、もしくはMGM全体が含まれている可能性があるようです。Apple幹部がMGM側と面会したそうで、そのメンバーの中にはAppleの合併・買収部門トップのエイドリアン・ペリカ氏も含まれるとのこと。

Appleは2019年、ビデオ・サブスクリプション・サービス「Apple TV+」を通じて独自コンテンツのストリーミングを開始。MGM買収によるライブラリー拡充を狙っている様子です。

持株会社であるMGM Holdingsの傘下企業には、映画007シリーズの著作権の半分を所有し、同映画を製作・配給する映画スタジオMetro-Goldwyn-Mayer Studiosなどが含まれます。

これまでにAppleとタイアップした007作品はありませんが、MGMの完全買収が成功すれば、ジェームズ・ボンドがAppleロゴの付いた様々な製品を使うことになりそうです。