Empire(2019年12月22日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグとのインタビューを掲載しています。

『007/スペクター』撮影完了直後のインタビューでは「手首を切った方がマシ」と、ボンド役続投に否定的と捉えられる発言をしたクレイグ。自身にとって5作目となる007映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影を終えたクレイグは、続投を決めた理由を同誌に語りました。

クレイグは「何か」を終わらせる必要性を感じていたのだそうで、『007/スペクター』を最後に降りていたら「もう1作やりたかった」と後悔していたと発言。サム・メンデス監督の手掛けた『007/スペクター』では、ミスター・ホワイトなど過去作からの要素を持ち込んで続編としての性格が強くなりましたが、連続するストーリーの方向性については「こうじゃない」との不満があったことを明かしています。

クレイグはいつも「秘密のアイディア」を抱えており、これまでのストーリーの続きは「こうしたい」という思いがあったのだそうで、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではクレイグの願っていたアイディアが活かされている模様です。