イギリスの映画雑誌Empireは2019年12月21日、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の新場面写真2点を独占公開しました。

1点目の写真では、光を放つ壁を背景に、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とダブル・オー・エージェントのノミ(ラシャーナ・リンチ)がディスプレイに見入る様子が。先に公開された劇場予告編の中では、この研究所らしき場所でノミが白衣を着た人物を蹴り倒す場面、ジェームズ・ボンドとノミが長い木材(もしくはパイプ)が置かれたデスクの間を歩く場面が見られます。

もう1点の写真は、着物風姿の悪役サフィン(ラミ・マレック)が正面に向かって畳の上で正座する姿。予告編では、長机を挟んでジェームズ・ボンドと対峙する場面となっています。予告編にはこの場所に盆栽や、別のシーンで日本の能面も映っており、これら日本的要素を加えたのは、日系米国人キャリー・フクナガ監督による要望だったのかもしれません。

なお、インターネットで公開されていた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇場予告編と、Qがジェームズ・ボンドとの関係を説明する予告編の2本は、国内の映画館でも既に上映が開始。12月20日から全国公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』本編前に観られるようです。