IndieWire(2019年12月20日付)によると、プロダクション・デザイナーのデニス・ガスナーは、サム・メンデス監督からの要請で007シリーズ第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を降板していたそうです。
ガスナーはサム・メンデスが監督した『007/スカイフォール』と『007/スペクター』など、計3作の007映画でプロダクション・デザインを担当。
メンデス監督が007シリーズから離れた後も、ガスナーは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプロダクション・デザイナーに就任していました。
そのガスナーはアラスカを旅行中、メンデス監督から「007映画はやるな」とのメールを受け取ったのだそう。代わりにオファーされた『1917 命をかけた伝令』の台本を読んで同作を引き受けることに。そして『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は辞退。これはダニー・ボイルが監督在任中の出来事だったとのこと。
しかし、それまでガスナーの下で働いていたスタッフ一同は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を選んだとのことで、彼は『1917 命をかけた伝令』で新しいスタッフを招き入れたそうです。