The Hollywood Reporter(2020年1月8日付)によると、MGMは映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開後に売却されるかもしれません。
MGMで取締役会会長に就いているケヴィン・ウルリッチ氏は、MGMの大株主である投資会社アンカレッジ・キャピタル・グループのCEO。MGMに関わりだしてからハリウッドに魅了されたようで、2018年にはMGM売却に積極的だったとされるゲイリー・バーバー会長兼CEOと対立し、バーバー氏を解任していました。
その当時は売却に否定的だったウルリッチ氏は、最近になって気が変わった模様。
そしてMGM株主は、同社の価値を最高100億ドルと見積もっているとのこと。大ヒットが期待される『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開後であれば、さらに高いプライス・タグが付けられると専門家は分析しているようです。
MGMを買収する可能性の高い企業として名前が挙げられたのは、既に交渉に入っているとされるApple。他の有力企業として、コムキャスト、ソニー、ViacomCBSなども噂されているようです。