/Film(2020年1月17日付)によると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の音楽担当に就任したハンス・ジマーは、以前からバーバラ・ブロッコリと親しい間柄だったそうです。
ハンス・ジマーはアメリカで開催中のテレビ批評家協会(TCA = Television Critics Association)主催プレス・ツアーでパネル・ディスカッションに参加。イベント直後にメディアと『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を語ったとのこと。
ジマーは007映画を手がけることになるとは、全く思いもしなかったのだそう。しかし、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリとは以前から親友だったそうで、タンジールなどエキゾチックな土地を一緒に旅しているらしく、「007映画は大好きだ」とコメントしています。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の音楽担当は当初、キャリー・フクナガ監督作品を手掛けたことのあるダン・ローマーが就任していましたが、ハンス・ジマーへ交代したことが今月になって発表されていました。ジマーの就任は気心の知れたブロッコリの要望だったのかもしれません。
TCAのイベントで一時仕事を離れているものの、やりかけの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を終わらせるため直ぐにスタジオへ戻るとのことで、ジマーは多忙のようです。
また、ジマーは先ごろ主題歌担当と発表されたビリー・アイリッシュとも今では良き友人になったと語っており、どうやら今作でも主題歌の旋律が劇中スコアで引用されることになりそうです。