GameRadar(2020年3月6日付)は、Total Magazine(3月6日発売号)が特集した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』記事の内容を掲載しています。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でプロダクション・デザイナーを担当しているマーク・ティルデスリーはインタビューに応じ、ダニー・ボイル監督のアイディアを「向こう見ず」と表現。プロデューサーの考えとは合わなかったと語ったようです。

ボイルと協力し書いていたジョン・ホッジの脚本には驚愕のアイディアが含まれていたそうで、もう少し妥協が必要だったともコメント。様々なボイル作品を手掛けてきたティルデスリーは、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリに対し、次回作でもう一度ボイル監督にチャンスを与えるよう嗾けているのだとか。

ボイルとホッジの降板後は、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが復帰することに。パーヴィスの話では、その時点では彼らがもともと取り組んでいたアイディアに戻ったそうです。しかし、キャリー・フクナガが監督に就任し、脚本にも参加。3人はイオン・プロダクションのオフィスで数ヶ月をかけて作業を続け、脚本はフクナガ監督のアイディアを基に書き換えられたとのことです。