BBC(2020年3月9日付)によると、スウェーデン出身の俳優マックス・フォン・シドーさんが3月8日、亡くなりました。90歳でした。

フォン・シドーさんは『第七の封印』『処女の泉』など、イングマール・ベルイマン監督の11作品に出演。1960年代からはハリウッドに進出し、『エクソシスト』『コンドル』『コナン・ザ・グレート』『レナードの朝』『マイノリティ・リポート』などに出演。

1983年にはショーン・コネリー主演の007映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』にも出演。国際的犯罪組織スペクターのトップ、ブロフェルド役を洗練された紳士風に演じました。

なお、007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)ではドクター・ノオ役をオファーされましたが、ジェームズ・ボンドをよく知らなかったというマックス・フォン・シドーさんはこれを辞退しています。

また、4代目ボンド俳優ティモシー・ダルトン出演作『フラッシュ・ゴードン』や、6代目ボンド俳優ダニエル・クレイグがカメオを果たした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演しました。