Parade(2020年6月12日付)は、ピアース・ブロスナンとのインタビューを掲載しています。

インタビュー時期は3月上旬、ロンドンにて。

ブロスナンの新作はNetflixで6月26日配信開始予定の『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』。ユーロビジョン・ソング・コンテストが題材の映画ですが、ブロスナンが演じるのは主人公の父親とのことで、劇中歌う場面はないそうです。

アイルランドで過ごした幼少時代は家にテレビがなく、ウエスタン映画などを劇場で観ていたのだそう。今のお気に入り映画タイトルとしては、『ゴッドファーザー』『イングリッシュ・ペイシェント』『タクシードライバー』を挙げています。好みの食べ物はパスタ。最近買ったガジェットはiPhone。

自分の出演作で重要な映画はどれかと尋ねられると、『長く熱い週末』『ミセス・ダウト』『007/ゴールデンアイ』『トーマス・クラウン・アフェアー』だと答えています。

また、自身初となるアート展覧会の開催を計画しているのだそうで、時期は2020年10月、場所はカリフォルニア州のヴェニス/サンタモニカ。ブロスナンの描いたボブ・ディランの肖像画がカンヌのチャリティー・イベントで140万ドルにて落札されましたが、この調子でいつも売れるのなら俳優はもう引退したいとのこと。

イギリスで撮影に入っている映画は『Cinderella』(シンデレラ)の現代版ミュージカル。ただし、本作でもブロスナンは歌わないとのこと。なお、このインタビュー後にCOVID-19の影響で撮影が中断され、ブロスナンは急遽アメリカへ戻っています。

その他に企画中の作品は、アイルランドのジャガイモ飢饉を題材にした『The Graves Are Walking』や、アイザック・ニュートンが主人公の映画などです。