Variety(2020年6月23日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』作曲家ハンス・ジマーとのインタビューを掲載しています。
今が人生で最も忙しいと語ったハンス・ジマー。これからスコアを担当した映画7作の公開が控えているそうです。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』もその一つ。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは古い知り合いで友人でもあったとのこと。007映画で一緒に働くことになるとは考えたこともなく、彼女から電話で依頼が入ったときは驚いたそうです。
なお、当初はダン・ローマーが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の作曲家として公式発表されましたが、途中降板しています。
ジマーに依頼がきた時点で時間的余裕がなかった為、ブロッコリの承諾を得て、スティーヴ・マッツァーロのサポートを得たとのこと。マッツァーロの名前がトップにクレジットされてもおかしくない程の貢献度だった模様です。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の依頼を引き受ける前には、ギタリストのジョニー・マーへ相談したのだそう。マーは映画音楽でギターをやるとしたら一番やってみたいのがボンドだと語ったそうで、その後にジマーは同作のオファーを受諾。ジョニー・マーも同作で使われる「ジェームズ・ボンドのテーマ」のギター・パートを担当することになったそうです。