映画『007／ゴールドフィンガー』のボンド・カー、アストンマーティンDB5復刻モデルが生産開始

Aston Martinは2020年7月6日、映画007シリーズ第3作『007／ゴールドフィンガー』に登場したボンド・カーのアストンマーティンDB5復刻モデル「Aston Martin DB5 Goldfinger Continuation（アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション）」の生産を開始したと発表しました。

「DB5 Goldfinger Continuation」の世界限定数は25台。第1号車は4,500時間の作業を要し、先週に生産が完了。残り24台も2020年下半期にかけて順次生産されます。

オリジナルのDB5の生産は1963年から1965年にかけて行われ、その台数は900台未満。

ボンド・カー復刻モデルの制作にあたって、アストンマーティン社は007映画制作会社イオン・プロダクションと協力。007シリーズで特殊効果を手掛けているクリス・コーボールドが担当しました。

復刻モデルは劇中に登場するボンド・カー同様、様々なガジェットを搭載。基本的には忠実に再現されていますが、一部は最適化されています。なお、公道走行は不可となっています。

ボディはオリジナルと同じアルミ製で、カラーはシルバーバーチ。シャシーはスチール製。搭載エンジンは4リッターの自然吸気直列6気筒ガソリン・エンジン。トランスミッションはZFの5段MT。

復刻モデルに搭載されたガジェットは以下の通りです。

エクステリア・リスト
後部スモーク噴射装置
後部オイル噴射装置（模擬）
前後の回転式ナンバープレート（3枚組）
前部のツイン・マシンガン（模擬）
後部防弾シールド
前後の槌バンパー
タイヤのパンク装置（模擬）
着脱式の助手席ルーフパネル（オプション装備）

 

インテリア・リスト
追跡レーダー・スクリーン・マップ（模擬）
運転席ドアの電話機
シフトレバーの脱出ボタン
アームレストとセンター・コンソールのスイッチ・ギア
シート下の武器格納スペース
ガジェット操作リコモン

以上

Special thanks to Aston Martin Lagonda
Photos courtesy: Aston Martin Lagonda

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7/7追記
ガジェットが稼働する様子を紹介した公式動画はこちらです。