Vulture(2020年7月7日付)は、英国女優タンディ・ニュートンとのインタビューを掲載しています。

自身のキャリアを振り返ったニュートン。映画『クラッシュ』出演後は売れっ子に。しかし失敗もあったそうで、その一例として『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド・ガール・オーディションへの参加を挙げ、うまくいかなかったと語りました。

『クラッシュ』で監督・脚本を努めたポール・ハギス(後に『007/カジノ・ロワイヤル』と『007/慰めの報酬』の脚本も担当)が性的暴行などで複数の女性から告発されたことに関して、自分が出演した際はそのような素振りを感じなかった、とコメント。話は彼がサイエントロジー信者だったことにも及び、その繋がりでトム・クルーズとの共演についても語っています。

タンディ・ニュートンは他に、ステレオタイプ的な黒人を演じるようプレッシャーをかけられ出演を辞退したエピソードや、映画界で受けたセクシャル・ハラスメント体験にも触れており、死ぬまでに自分が受けた行為の詳細を実名入りで明かすつもりなのだそうです。