Autocar(2020年8月17日付)とTop Gear(同日付)によると、アストンマーティンは映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開を記念した特別限定仕様のヴァンテージ007エディションとDBSスーパーレッジェーラ007エディションを発売しました。
各007エディションは、アストンのビスポーク部門「Q by Aston Martin」が手掛けたもの。
ヴァンテージ007エディションは世界限定100台。『007/リビング・デイライツ』にボンド・カーとして登場したオリジナルのV8ヴァンテージからインスパイア。
ボディーのカラーはカンバーランド・グレー。リア・ディフューザーは、ボンド・カーのロケット噴射口周辺に付けられていたイエローのストライプを模したカラーリング。
サンバイザーには「96.60」の数字が刺繍されており、『007/リビング・デイライツ』でV8で逃げるボンドが傍受したチェコスロバキア警察の無線周波数を指しているそうです。
センター・コンソールには、ボンド・カーに付いていたガジェットのコントロール・パネルを参考にデザインしたプレートを設置。シフト・レバーにはミサイル標準用の十字をモチーフにしたデザインを採用。
また、オプションで映画のようなスキー板用ラックの装着も可能。
DBSスーパーレッジェーラ007エディションは世界限定数が25台。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中に登場するスーパーレッジェーラと同等の仕様。
ボディーのカラーはセラミック・グレー。ルーフ、ドア・ミラー、フロント・スプリッター、リア・ディユーザー、スポイラーはブラック・カーボンファイバー。21インチY字スポーク・ホイールはダイヤモンド旋削加工のグロス・ブラック。
5.2リッターのV12ツインターボ・エンジンを搭載。最高出力が715bhp。最大トルクはアストンが送り出してきた市販車の中では最高スペックとなっています。
8/17追記
アストンマーティンのプレスリリース(8月17日付)によると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中のボンドはロンドン市内に隠していたV8を披露するとのこと。公開中の予告編でボンドがカバーを外す場面が見られます。