映画007シリーズ最新第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ノーミが新007を演じることが確実のようです。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する女性のキャラクターがジェームズ・ボンドに代わって007を名乗るとの筋書きは、2019年4月にDaily Mail紙が初スクープ。その後、ラシャーナ・リンチの演じるノーミがダブルオー・エージェントとの設定であることは公式発表されましたが、彼女の番号が“007”であることは公式には認められておらず、これまでは噂にしか過ぎませんでした。
その後、2020年9月3日、同作の劇場版予告編第2弾がリリース。オリジナルの英語版ではダニエル・クレイグの演じるジェームズ・ボンドがMと思われる相手に「I met your new 00. She’s a disarming young woman」(あなたの新しいダブルオーに会った。彼女は穏やかな女性だ)と電話で話しかける場面があり、ここでは、“007”とは言っていません。
しかし、スペインのユニバーサル・ピクチャーズによるスペイン語吹替版の予告編では、この部分が「reconocido a tu nueva 007 (cero cero siete) es una joven」となっており、新“007”が若い女性だと話していることになっています。
同様に、イタリア語吹替版でも「ho conosciuto la nuova 007 (zero zero sette) è disarmante」とあり、単なるダブルオーではなく、新“007”だと明言されています。
なお、公式には今作でもダニエル・クレイグが“007”を演じると発表されており、劇中のある段階では、ジェームズ・ボンドが“007”の肩書を得ている状況が描かれるものと思われます。