Pinewood Groupは2020年9月17日、パインウッド・スタジオの拡張計画「Screen Hub UK」を発表しました。
英・バッキンガムシャー州にある、ロンドン中心部から約30キロ離れたパインウッド・スタジオは、007映画の撮影所として知られています。投資総額4億5千万ポンドのこの計画では、敷地面積を77エーカー拡張。このうち約3万2千平方メートルが、インターナショナル・ビジター向けの映画関連アトラクション「Pinewood Studio Experience」の区域に。さらに同面積の別敷地には、アトラクションとライブにリンクする映画撮影施設が作られることになります。
Sky News(9月16日付)によると、アトラクションはテーマパークとは異なる、映画をテーマとするビジター・エクスペリエンスになる模様。同スタジオで撮影されてきた007映画などのアトラクションが提供される可能性が指摘されています。
パインウッド・スタジオは、敷地内で営業している映画館を除き、原則として関係者以外立ち入り禁止。一般向けの恒常的なスタジオ・ツアー等は提供されていません。しかし計画が実現した場合、過去の007映画のセット見学なども楽しめることになるかもしれません。