Madame Figaro(2020年9月17日付)はジェームズ・ボンド俳優ダニエル・クレイグとのインタビューを掲載しています。
インタビューの場所はニューヨーク。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』プロモーションの一環。時期は不明ですが、アメリカでのCOVID-19大流行の前の可能性があります。
ボンド役は重責だと語るダニエル・クレイグ。一方で、ボンド役を演じられたのは非常にラッキーで、かなり稼ぐことができたと満足気。
ボンド役降板の理由を尋ねられると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』への参加には強い抵抗感があったと明かしました。毎作の撮影で負傷し『007/スペクター』では膝を痛めたことも語っており、一連の怪我が大きな理由になったようです。また、第25作を演じる頃には50代になるので、体力的に耐えられるのか不安だったとのこと。その他の理由としては、ボンド役を演じることで注目を浴び続けることや、撮影時に家族から離れることを挙げています。
ダニエル・クレイグは脚本内容に深く関与し、『007/スペクター』と『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではボンド俳優として初めて共同プロデューサーの地位を得ています。これらについては、ボンド役就任の頃からプロデューサーのバーバラ・ブロッコリやマイケル・G・ウィルソンと話し合い決まっていたそうです。ボンドとして認められるために、ストーリーの中に自分らしさを入れたかった、とも語っています。
ボンド役降板後の仕事については、再びニューヨークのシアターで活動したいとのこと。仕事の後は毎晩自宅で寝たいからなのだそうです。