映画007シリーズ公式サイトは2020年10月2日、MGM、ユニバーサル、プロデューサーらの連名で、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇場公開日の延期を発表しました。

新公開日は2021年4月2日となります。

この日付で公開される対象地域について具体的な発表はまだありません。また、新たな日本公開日も現時点で不明です。

この延期発表前に設定されていた公開日は、イギリスが2020年11月12日、アメリカと日本が11月20日。

発表では延期理由については、世界各地の観客が劇場に来ていただけるようにする為としており、具体的に触れていませんが、COVID-19が未だに世界各地で流行中。2020年に公開予定だったハリウッドの大作映画が軒並み2021年への延期を余儀なくされています。

なお、公式発表された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の英米公開月が延期されるのは、これで4回目。

007シリーズ第25作の公開日が初めて公式発表されたのはボンド役俳優や監督も未定だった2017年のことで、その際には北米が2019年11月と設定されていました。2018年、ダニー・ボイルが監督に就任すると、英国公開日は2019年10月と発表(北米は変わらず)。

しかし、ボイルの監督辞任と後任のキャリー・フクナガ就任により、英米公開は2020年2月へ延期に。

その後、フクナガ監督が制作期間延長を要望。再延期が発表され、世界公開は2020年4月に。

2020年3月に入ると、COVID-19の大流行を背景に、公開日が2020年11月へ変更されていました。

今回の延期決定によって、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は前作『007/スペクター』(2015)から6年後に公開されることになります。これは、放映権などを巡る係争問題やボンド俳優の交代が起きた『007/消されたライセンス』(1989)と『007/ゴールデンアイ』(1995)の間に並ぶ、記録的な空白年数です。


10/5追記
東宝東和は10月5日、日本公開が2021年に延期されたことを発表しました。具体的な日付はまた改めて発表されるとのことです。