Deadline(2020年10月8日付)によると、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』監督のキャリー・ジョージ・フクナガが、Apple TV+の第2次世界大戦ドラマ・シリーズ『Masters of the Air』を監督するそうです。

これはフクナガにとって『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』後に手がける初の監督作品になります。

原作はドナルド・L・ミラーの『Masters of the Air: America’s Bomber Boys Who Fought the Air War Against Nazi Germany』。ドイツ側と空で戦う米英兵の活躍を描きます。ロンドンで2021年3月撮影開始予定。

ドラマ製作費は総額2億ドル超。エピソード数は全10話で、フクナガが担当するのは最初の3話まで。

エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーヴン・スピルバーグ(Amblin Television)、トム・ハンクス(Playtone)。キャリー・フクナガ(Parliament of Owl)も製作陣として名を連ねるとのこと。

Appleはこのドラマ契約の他にも、キャリー・フクナガ創設のプロダクション会社Parliament of Owlとファーストルック契約を締結する模様。これが実現すれば、今後もApple TV+でフクナガ監督のドラマが次々と配信される可能性が高まります。