The Telegraph(2020年11月1日付)は、ボンド・ガールのマルティーヌ・ベズウィックとヴァレリー・レオンとのインタビューを掲載しています。

マルティーヌ・ベズウィックはシリーズ第2作『007/ロシアより愛をこめて』(1963)にジプシー・ガールのひとりとして出演。第4作『007/サンダーボール作戦』(1965)ではCIAのポーラ・キャプラン役で再びショーン・コネリーと共演しました。

『007/サンダーボール作戦』撮影時は、007映画の人気が最高潮を迎えていた頃で、「全社」の新聞・雑誌記者がロケ地バハマに集結。ショーン・コネリーがビーチで1日の撮影を終えると記者たちに取り囲まれ、ウンザリしていたそうです。

ベズウィックは、パーティー好きのコネリーや、テレンス・ヤング監督、クロディーヌ・オージェ、ルチアナ・パルッツィ、ダイアン・シレント夫人らとよく連んでいたとのこと。コネリーとイチャイチャしていたものの、男女の関係には発展しなかったとのことです。

撮影中は、コネリーがベズウィックのそばで変顔を披露し、笑わせることも。『007/サンダーボール作戦』撮影が自身のキャリアで一番楽しかった仕事だとコメントしています。

最後にコネリーと会ったのは40年ほど前、ヒースロー空港で偶然に。その時は二人とも昔の記憶がすぐに蘇ったようです。

ヴァレリー・レオンは『007/私を愛したスパイ』(1977)でロジャー・ムーアと共演。シリーズ番外編『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983)ではショーン・コネリーと共演。二人のボンド俳優を相手にボンド・ガール出演を成し遂げる、珍しい女優となりました。

『ネバーセイ・ネバーアゲイン』では「バハマのレディ」としてキャスティングされたというレオン。ニックネームは「セックスポット」で、オーディション時にはキャットスーツを着せられたのだそう。

バハマでレオンの演じるキャラクターがジェームズ・ボンドを釣り上げるというシーンがありますが、釣りのレッスンを事前に受けたとのこと。

ホテルでのベッドシーンを撮影する前の晩には、レオンがコネリーの部屋を訪問して酒を飲むことに。コネリーはその時レオンを口説いたとのこと。それでどうなったかの問いに、レオンは「ご想像にお任せ」と答えています。

レオンは二人のボンド俳優について、ロジャー・ムーアを「チャーミング」、ショーン・コネリーを「完璧主義者」と表現。二人からサイン入り写真をもらっており、コネリーの写真には「またベットで」の添え書きが。ムーアの写真には「昔の僕はスリムだったけど、君は今でもそうだ」と書かれているのだそうです。