007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』劇中でジェームズ・ボンドを演じるショーン・コネリーが使用した拳銃、ワルサーPPがアメリカにて開催されるオークションで出品されます。
開催者はJulien’s Auctions。『Icons and Idols: Hollywood』と題されたオークションの一部で、ロット番号1359。開催日は現地時間の2020年12月3日10時より。会場はカリフォルニアのビバリーヒルズ。ホームページ「Julien’s Live」経由でも入札可能。

『007/ドクター・ノオ』劇中では、ブースロイド少佐がそれまでベレッタを愛用していたボンドへ、新たにワルサーPPKを支給した設定になっています。これ以降、多くの007映画でワルサーPPKが登場することになりますが、『007/ドクター・ノオ』で使われたプロップは実際には「PPK」ではなく、より大型の「PP (.380 ACP)」だったとのこと。

このワルサーPPをイオン・プロダクションへ貸し出したのは100年以上の歴史を誇るイギリスのBapty。同社は様々な武器を映画・テレビのプロダクションへ提供しています。今回出品のPPは、撮影で使われた2丁のうちの1丁で、無可動実銃とのこと。2006年にBaptyから入手したオーナーが14年間保管していたそうです。
Special thanks to Julien’s Auctions
Photos courtesy: Julien’s Auctions
12/4追記
落札価格は256,000ドルでした。