Jamaica Gleaner(2021年2月24日付)によると、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中のジャマイカ・シーンではレゲエの『Rastafari Way』が流れるそうです。

『Rastafari Way』はジャマイカのレゲエ・アーティスト、Teacha Dee(Damion Darrel Warren)が制作を手がけ歌う楽曲で、2016年にリリースされたもの。

Teacha Dee – Rastafari Way [Official Video 2016]

Teacha Deeは楽曲を『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で使いたい旨のメールをSearch Party社から受信。同社は映画向けの音楽ライセンス業務をMGMの代理で行っている模様。衝撃的で初めは信じられなかったと語るTeacha Dee。同社をネット検索し、詐欺ではないことが分かったようです。

同曲を担当したプロデューサーであるPerfect Giddimaniを交えてSearch Party社と交渉を重ね、最後の契約締結時にはMGMも出てきたとのこと。

Perfect Giddimaniの話では、契約を済ませたのは2020年。映画は公開待機中ですが、既に使用料はアーティスト側へ支払い済みとのこと。MGMの条件は金額的に大変満足のいく内容だったそうです。