Varietyの対談企画「Dream Teams」に2021年3月5日、『007/カジノ・ロワイヤル』で共演したジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグとル・シッフル役のマッツ・ミケルセンがリモート参加し、同作を振り返りました。
会話の映像は同サイトで公開中。
‘Casino Royale’ Reunion: Daniel Craig and Mads Mikkelsen on Bond Nerves and That Naked Chair Scene
冒頭、ミケルセンは自身が鮮明に憶えているという、二人が初めて会った日の話題をクレイグにふりますが、クレイグは憶えていないとまさかの塩対応。ミケルセンは心が折れたと意気消沈モード入り。
しかし、クレイグは『007/カジノ・ロワイヤル』でキャスティング作業を担っていたことを披露し、ミケルセンが悪役候補になった時は非常に喜んだ旨を語りました。
ミケルセンは拷問シーンでスクリーン・テストを受ける際、衣装のタキシード姿になり待機。ボンド・ガールのキャスティングで忙しかったクレイグとタバコ休憩中にマーティン・キャンベル監督から声をかけられ、ル・シッフル役に決まったことを伝えられたそうです。その場にいたクレイグが放ったジョークは「一体誰と寝たんだ?」。
ル・シッフルが全裸ボンドを拷問するシーンの撮影では、ミケルセンが実際に椅子を叩くと、壊れて木片が飛び出たそうです。ミケルセンは素晴らしい撮影日だったと笑顔を見せました。
クレイグが印象的だったと語るポーカー・シーン。ミケルセンは練習に没頭していたそうですが、クレイグはほとんどやらなかったとのこと。
後半の話題はミケルセンの最新作『Another Round』(英題)。ミケルセンは最近クレイグから数年ぶりにメールをもらったとのこと。『Another Round』でのミケルセンの演技を称賛する内容だったそうです。
映像はミケルセンとクレイグの投げキッス交換で締めくくりとなっています。